店長日記
店長日記
昨年初夏に脱腸の手術してから、次々に怪我、そして腰の圧迫骨折と痛い思い、そして家族の忙しい日々がようやく落ち着きましたので、この場おおかりして、長老健在のご報告!
長老102歳元気に過ごしております。
年明け早々、全く足が立たなくなり、私の主人がおぶって車に乗せ病院へ!
小さな祖母でも、人間の重さに悪戦苦闘する日々が続いておりました。とうとう自宅では寝返りさせることすらできなくなりました。(とても痛がりますので)
病院と連絡相談して救急車で搬送しそのまま入院。
1日目は壁をドンドンと叩き、お隣の部屋からの苦情でお引越し・・・・。
それからも、幾度となくベッドの柵を取り外し、転落・・・・・。
病院のスタッフの方々も色々と策を練ってくれ、柵を紐でむすんだり、ベッドを低くし、床にマットをひいたりと、本当に良心的な介護をありがとうございました。
おかげさまで長老はめきめき回復し、リハビリであっと言うまに立ち上がれるようになりました。
入院期間中は、病院と私の息子の学校が近いため、学校へ送っていった後、保育園児の娘と祖母の部屋へ行き、朝食をとりそこから保育園へ。娘の「いってきますます!」の問いかけに長老は「いってらっしゃいませませ!」と息もぴったりの二人。
帰りは、息子と病室で待ち合わせして少し話をして帰ります。長老の病室へ行くために普段自転車で通学している息子は、車で行けてラッキー!のご様子(笑) それでも、毎日1度は長老の手をとり「ひいいばぁ~!シワシワやん!」と撫でて帰ります。それでも日中の大半を夢の中で過ごす長老に家族みんな心配しとりました。
高校受験を控えた娘も毎日はいけない分随分心配しておりました。
補助付きなら一人でトイレに行けるまでに回復した祖母は、退院できることになりましたが、病院スタッフさんや保健師さんから、自宅での介護は困難と言われ、自宅から徒歩数分の小規模施設へ運良く入所出来ることになりました。
パジャマから日中は洋服に着替え、皆と折り紙や塗り絵をして楽しく過ごす祖母は5際は若返ったかのようにめきめきと元気いなり皆を驚かせています。今では、母より俊敏にイスから立ち上がり、施設スタッフの方に「すわって!すわって!」と言われ笑いを起こしております!
ありがたいことに、近所の方も長老のところへ遊びに行ってくれている様で、長老をとおして皆さんの優しさを感じる今日このごろです。
2015-03-25 10:09:02
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毎度、毎度、お転婆ばあ様の長老の様子がおかしく病院へ行ったところ脱腸による腸閉そくで緊急オペ!
術後、ICUにて少し会話をして帰った。
看護師さんの看護計画で様子を見て、おそらく2~3日はICUでその後一般病棟に移りますと説明を受けた。
翌日、面会時間が来たので不安な気持ちのままICUへ。
そして、私が見た長老の姿は・・・・。鼻からは胃までつながったチューブと酸素の管、手には点滴、胸には心電図、そして、尿管!ベットの周りには3人の看護士さん!そして、長老は「私はね~11人兄弟の5番目で!いや!間違った7番目でね!」とか、「長生きの秘訣は、歯!」とか元気に演説しており、私は看護師さんから「後30分後に一般病棟へうつります」と説明を受けた。
その後、順調以上の回復力で無事退院しました。
でもね~。ここ数日、元気がないのです。食欲はあるのだけど、痩せてしまって。皆が集まって食事をしているとご機嫌でよく笑いますが、もういままでの長老ではありません。
長老の三男坊の奥さんが作ってくれたお粥を私の妹が食べさせてあげるとニコニコ食べます。今までの長老だと「自分で食べる!」と怒っていたのに。
「まだまだ生きるぞ~!死んでやるものか!」と元気に言ってほしいです。
早く元気になってね!おばちゃん!
2014-06-26 11:01:09
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やれやれ。
皆様、長老は先日退院しました。
まぁ、退院と言うより学校で言うところの自主退学?
病院から戻ったら玄関先で耳にする電話のベル。「きっと病院からだ」と受話器を上げると案の定「すぐ来てください」この繰り返しで夜中に連れて帰って翌日送り届けたり。
こんな様子をみて御近所のすみちゃんは「たまには私が夜病院についててあげるから少し休むようにお母さんに言うて」と私に言ってくれるのです。今までだって大変面倒を掛けているのに。
すみちゃん曰く、「おばさん(長老)にはお世話になったんだから」と。
みなさん!いくら世話になったからってこんなに気遣ってくれる御近所さんいます?私は素晴らしい御近所さんを皆に自慢したい気持ちでいっぱいになり、めったに更新しない店長日記を更新してしまいました。
介護するものへの気遣い、皆様の優しさ、励まし、長老がいなければ見えなかった事です。両親の大変な毎日はまだまだ続きますが、負けずにがんばるぞ~!
で、長老がどの様に過ごしているか?
いますよ!います!私の背後に置物のように座っています(笑)で、繰り返し、「今何時?ここはどこ?」としきりに質問してきます。私は最近この言葉が長老の人生のゴールへのカウントのように聞こえて寂しいです。長老の不安が和らぐように、介護する両親の心労が和らぐように。どうか皆がいつまでも幸せに一緒にいられますように。(祈)
2014-05-02 11:15:03
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またまたやってしまいました。
やっと寝られる^^と疲れた体を布団に入れたその時、電話が鳴りました。「ばあさんが転んで起きられない!」同じく長老の孫である私の従兄に電話したところ、ちょうど救急当番らしく救急車に乗ってやってきました。(頼もしい)
痛がる長老を担架に乗せ、従兄が乗った救急車で病院へ!GO!
痛さで従兄には気づいてない祖母「おばぁちゃん!これ誰かわかる?げんちゃんよ!」と私が言っても、「痛いです。」とわけわからず・・・。
病院付近でようやく長老が「あ~!わかった!」わかったか!長老!
長老は安心したのか「うれしい~!」と号泣!
レントゲンの結果、方に近いところの二の腕の骨が折れていた。とりあえず入院しています。
毎日皆が交代でお見舞いに行って、ずいぶんにぎやかに入院しておりますが、行く度に「やっと来た!誰もお見舞いに来ない!どうなってる!?」と怒り、「退屈だ!連れて帰れ!」とグチグチと文句を言う。
心配しなくてももうすぐ連れて帰りますよ!と言うより、暴言と夜の徘徊がひどいせいで病院を追い出されそうです(笑)
お転婆、転ぶ婆さんとは我が家の長老の事です。
長老の暴言によって傷ついた看護師の方々申し訳ないです(涙)たまにかわいらしい一面も見せるので許してください。やれやえ(汗)
私たちは長老が退院した時の回帰祝いをしようと今から計画を立てています。何かと宴会好きな我が家でした。
2014-04-24 13:12:30
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長老の認知症の度合いを確認するため主治医が長老に質問
主治医:おばぁちゃん!知ってる野菜を10個言える?
長老:はいはい。トマト、ピーマン、なすび、・・・・
主治医:まだ知ってる?
長老:はい、かぼちゃ、トマト、
主治医:後5つ
長老:トマト、キャベツ
主治医:トマト好きやなぁ~
主治医:100から2引くといくつ?
長老:98!!
主治医:お~!早いね! そこから、もう一回2引いて!
長老:100です!
主治医:はい!
主治医:おばあちゃん、もう何歳になった?
長老:さぁ~忘れました!30歳くらいまでは覚えてましたけど(笑)
主治医:・・・・・(笑)
その他の珍回答の後「重症だな~」の言葉に「そんなに悪いですか?」と胸を抑える長老!
主治医:「いやいや、おばあちゃんは健康ですよ^^;」
この二人、夫婦漫才か!?
2013-04-24 09:55:40
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長老がこけて手をついたらしく、手が痛いと言いだした。見ると随分腫れている。「折れてるだろなぁ」
病院へ行くとやはり骨折していた。
先生が、腫れがひどくてギブスをするかどうか迷っている。迷った末、固定し、包帯でぐるぐる巻いた。
私は先生に「祖母はすぐに除けてしまうと思います。」と言うと、先生は笑顔で「そうだね^^。そしたらまた来てください。巻きなおしますから。」
帰宅し1時間もしないうちに長老は長い包帯をひらひらさせながら私の元へやってきた。
「これが部屋にあったんだけど?誰か怪我した?」
・・・・・あんただよ(汗)
何度巻きなおしてもすぐにほどいてしまう。時には自分で台所の布巾を巻いてみたり、いろんなものを巻きつけている。おかげで腫れはひどくなり、長老の手は紫色になってしまった。
病院へ行き、ギブスを巻いてもらった。
帰りの車の中で長老はギブスをみて
「私、これ何を持ってるんやろ?」(笑)
以降、長老の珍発言は続く
「茶びんに手が入って抜けなくなった!」
ギブスを茶びんだと思っているらしい。
そして、はずしてくれと1日中母や私に言いよってくる。
それもそうだ、長老の体力にギブスは重いだろう。肩もこって痛いだろう。かわいそうだけれど仕方がないので「駄目だ!」と言いきる!
それでも、ひ孫たちには「ロボットみたいだろ~!」と笑って見せる。そして、変らず酒を飲む。
「おばぁちゃん!お酒沸いたよ!」と夕食の準備ができたことを知らせると。
「人を酒飲みみたいに!」と文句を言う
すかさず皆で、「酒飲みやん!」とつっこむ(笑)
ま、こんな感じで過ごしております。
2012-10-23 10:22:00
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毎日暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしですか?
夏になると毎年「今年の夏は越せるだろうか?」と長老の体調が気がかりで、夏の暑さに恐怖をも感じます。
長老は部屋の窓を全開でエアコンをかけて「暑い、暑い」ともの申す。その上よくみれば服の下に冬物のウールの肌着を着ているもんだから熱中症ぎみ、病院で点滴。
そんな中、胸が痛いと言い始めて往診してもらった。それでも痛みが治まらないので病院に連れて行った。
「心臓かな?」
いらぬ事を考えずにはいられなかった。
診察の結果、肋骨が折れていた。
「転んだ?」「ぶつけた?」
そんなこと尋ねても長老が覚えているはずもない。
外傷でよかった。
でも、痛いだろうね。
「おばあちゃん、お酒はやめとくよね?」
「やめなくていいやろ!」と長老。
全く元気でなによりですわ!
それでも、夏はまだまだこれから!
「おばあちゃんも歳ですな!」
「何をおっしゃいますやら!これからですわ!」
この返答が返ってくると元気な証拠!
会話での体調管理!これいいかも!
2012-07-31 11:06:00
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今朝、長老が母に
「私、働こうと思うんよ。どこか働くところないかね?」
と相談してきた。(笑)
「若くても、働く場所に困ってるのに、あるわけないでしょ~」
と笑うと
「掃除でもいいんだけどね」
と長老。
掃除でもと妥協して言っていたけど、希望は?と聞いてみるんだった。(笑)
長老はどんな仕事を希望しているんだ?非常に興味がある!
長老のこのパワー!ダラダラ過ごす最近の若者(私の息子も含む)長老の細胞を注射するぞ!
渇!!!
2012-07-17 09:51:00
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長老は最近よくデイサービスを休む。
一週間ずっと休むことも度々だ。
曇りの日は絶対に休み。
そして、今日も曇り空の下、母は長老に手を焼いていた。
朝から母について回り、少し姿が見えないと「どこに行ってた?」と問いただす。物干しざおを落としてみたり、体力があるゆえに余計に手を焼く。
温厚な母も声を荒げてしまう事も度々だ。
このままでは母が参ってしまうので、長老の体調をみて出来る限りデイサービスに行かせるよう私も手伝う。
でも、結局は母の言うことしか耳に入らないのだけれど。
どたばた暴れているので「行くと気が晴れるかもよ」と誘う母に「今日は気分がのらないから行かない」
それでも、しばらくすると忘れて、行くというかもしれないので、忘れた頃を見計らって母が声をかけた。
「デイサービス行く?」
「行かないってさっき言ったやろ!(怒)」
長老の部屋から苦笑いで帰ってきた母は、私に「まだ覚えてたわ!」
母は言う「本当にくじけそうになる。でも私が諦めたらお父さんがかわいそうやろ?文句言っても自分の親なんやもんね。」
母には頭が上がらない。
私は何歳になっても母のような寛大さが持てないかも。
本当に脱帽だ!
あっぱれ!まーちゃん(母の名前)
2012-07-12 12:17:00
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長老がDAYサービスへ行く日の朝、母は長老の衣装選びに毎回苦労しているようだ。
今朝、私が到着すると、まさにお色直しの真っ最中!なんとまぁ、見事に服が散乱している。
長老:「こんな派手な服は私のじゃない!」
母:「いいえ!お母さんのよ!これがほしいって買ったじゃない!」
母:「じゃあ、これは?」
長老「そんなの地味すぎる! これにしようか!」
母:「それは真冬のよ!今着たら暑いよ!」(5月)
長老:「もう、これでいい!」
母:「それは下着!」
毎度毎度こんな感じで大騒動する。
おしゃれに気を使う長老はまだまだ元気!
それでも、日に日に瞳の奥から正気が消えつつあるのがわかる。
目は口ほどに物を言う。
本当にそうなのだ。
意地悪も、気の強さも大して衰えはしない。でも目の奥を見ていると長老の衰えは確実にわかる。
だから私は瞳の奥はあまり覗かない。
長老の表情だけを見て過ごす。
そして出来る限り一緒に楽しく過ごす。
ただそれだけです。(笑)
2012-05-09 11:58:00
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